その一言で救われる瞬間
こんにちは。アメリカで打楽器の個人レッスンしてます。まいちょんです。
最近ちょっとネガティブネガ子さんにやられ気味。今学期も残すところ数週間。私の生徒もそろそろバテてきてやる気が無くなってきてますが、私自身もモチベーションが下がり気味。色々悶々と考えることが多いです。
今年は私がテキサスの中高生を教え始めて四年目という、倦怠期まっさかりの年。
私が今まで一生懸命教えてきたことって意味があったんだろうか?
私、この仕事向いてるんだろうか?
一生この生活続けるのかしら?
とよくある思考の渦にハマってます。
レッスンでも、色々レッスンプランとか考えて生徒をプッシュする事が疲れてきて、30分練習に付き合って終わりみたいなレッスンをしてしまい、その結果生徒に練習する習慣がつかなくなって、最終的に全然上達しないという悪循環。ああ失敗した。と思ってもそういう風に甘やかしてしまうと後から修正しづらいです。
前にも書きましたが、ほとんどの生徒が色々与えられることに慣れてて、貰うことが当たり前だと思ってたり、全然自分で努力しなかったりします。与える側はエネルギーを吸い取られてヘロヘロです。ヘロヘロどころか、一生懸命与えるエネルギーも普通にそこらへんにポイって捨てられるような感覚で、私のガラスのハートもボロボロです。
やる気ないなら辞めなさい!的な事を言ってしまいたいけど、それを言ったらおしまい。そして私の給料もおしまいというジレンマに挟まれて、だらだらな関係が続いていたり。
なにこれ、不倫?セフレ?
そんなこんなで悶々と日々を過ごしておりました。昨日も一日中朝から教えて、やる気のない生徒のおもりをして、クタクタ。
そしたら昨日の最後の生徒(サム)が思いがけず練習して来て、さらに今週もう一回レッスンをして下さいって言ってきました。先週リジョンバンドのオーディションが終わったばかりで、他の生徒もみんな疲れてやる気ないこのタイミングでの思いがけないオファーにびっくりしました。
さらには夜にサムのお母さんから、
「サムはこの4年間でものすごく上達しただけでなく、音楽が大好きになりました。大分前に辞めてしまったピアノもまた始める決心をしました。彼が忘れていた音楽の情熱を取り戻してくれてありがとう。」
という旨のメールをいただきました。めっちゃ嬉しかったです。明日も頑張ろうと思えた瞬間でした。