まいちょんの学びの部屋

アメリカ在住打楽器奏者の日々の学びをシェアするブログ

本気出すこと

こんにちは。アメリカで打楽器教えてるまいちょんです。

 

テキサスは何でもバカでかいですが、私の務める大学は小さな私立のクリスチャン大学です。レベルの高い州立大学が近くに沢山あるのに、わざわざこの大学に来る生徒はみんなかなーりマイペースさん。ゆるーくゆるーく育って厳しい環境に適応できない生徒や、事情があって社会人になって後から大学に戻ってきた三十路層などが中心です。

私はこの大学で教え始めて3年目ですが、ここの生徒のパターンは、

 

  • 井の中の蛙タイプで自分は出来ると思って上を目指さない
  • ポテンシャルがあるのに今まで頑張った事がない
  • まわりはまわり。自分は自分みたいに割り切っている

 

といった感じでしょうか?共通して言えることはみんな本気を出さない、または本気を出した事がないという事。

 

先日打楽器アンサンブルのコンサートがありました。小さな学校なので打楽器の生徒は1人だけ。他のメンバーは音楽教育学専攻の他の楽器の生徒です。メンバー足りないので私も一緒に演奏しました。

結構難易度の高い曲を選んでスポ根並みに毎回お尻をたたきまくって、プッシュしまくってみました。

 

最初は暖簾に腕押し的な感じでしたが、最後らへんはようやくお尻に火がついてくれて、本番は自分でもびっくりするくらいの集中力を発揮して、お客さんも大喜びのスタンディングオーベーションになりました。

 

こんな風にものすごい集中力で神がかり的なパワーを発揮できる事って本当にまれな事です。スポーツで言うゾーンに入るっていう感じでしょうか?

何となくスキーで上級レベルの山を下って降りる様な感覚に似ています。こけないように前のめりに踏ん張って、スリリングだけどもすごく楽しい。そしてその瞬間を一緒に演奏する仲間やお客さんと共有できる素晴らしさ。

 

それはやっぱり本気出した者しか経験できないフィーリングです。

 

それにしても人を動かすのって大変ですね。自分がやるより10倍くらい疲れます。今回の経験を通してもっと高みを目指すようになってくれたらいいな。