英語の謎。数える?数えない?
私が何年アメリカに住んでもいまだに英語の使い方を間違えるのがcountable/uncountableです。
日本語は単数形も複数形も適当で、別にりんごが一個でも二個でもりんごです。わざわざりんご達とか言いません。
でも英語は複数形の場合はいちいち名詞の後ろにSをつけないといけません。
One apple
Two apples
となるわけですね。
まあそこまでは何とか分かるんですが、ややこしいのが、
英語には数えられる物と数えられないものがあるのです。
例えば「お金」は数えられません。
でも「お札」や「コイン」は数えられます。
沢山の○○という時には
数えられるものにはMany
数えられないものにはLots/ A lot of/ Much (否定形)
を使います。
沢山のお金という時は
Lots of moneyで、many moneyとは言えません。
あんまりお金ないという時は
I don’t have much money
と言います。
一般名詞として使う場合、数えられない物は単数形で使えても、数えられる場合は必ず複数形にするか冠詞(aとかtheとか)をつけないといけません。
で、この数えられるかどうかというコンセプトがどうも日本人からすると理解しづらいんです。
例えば、
ケーキは数えないけど、ブラウニーやマフィンは数えます。
I like cake と言えても、I like brownieとは言えないんです!
ブラウニーが好きって言いたい時は複数形にして I like browniesって言わないといけないんです。
他にも、
- 果物は一般名詞で使う時は数えないけど野菜は数える
果物は日本語でフルーツって言うから複数形にしたくなるんですけど単数形なんです。
- 野菜も、茎や葉は数えないけど、根っこや種子は数える
キャベツ、ブロッコリー、セロリ等は数えません。
ネギは根っこの部分は数えて葉の部分は数えません。
- コーンは数えないけど豆は数える
どちらも同じくらいの大きさの粒ですけどね
- 髪の毛は数えないけど麺は数える
どちらも細長いですけどね
ちなみにパスタは数えません。。。
- Samuraiは数えないけどNinjaは数える
もうこれは意味プー
など、ややこしいことだらけ。どれも個体なので数えられそうなのに数えない物が結構あります。
逆に、え、それ数えるんですか?ってものもあります。
例えば、風邪ひいたっていう時は、
I have a cold
って、いちいちAをつけないといけません。風邪を1つひきましたとかいちいち強調するべきところ?
頭痛や腹痛なども
I have a headache とか I have a stomachache と言って数えます。
お風呂に入るって言う時も
I take a bathといいます。
温泉に行っていろんなお風呂に入る時は複数形にするのかと思いきや、そうでもないようです。
それで同じように、
体重が増えたっていう時
I gained a weight
って言ってみたら、いや体重なんて数えないしってつっこまれました。
分からん!!ヽ( ̄д ̄;)ノ
多分一生住んでも理解できません。