ティンパニ
こんにちは。アメリカで打楽器やってるまいちょんです。
今週のお仕事はティンパニです。のだめカンタービレのアフロの真澄ちゃんが弾いてる楽器です。
今週の日曜に所属しているLone Star Wind Orchestraという吹奏楽団の定期公演があります。普段はパーカッション担当なんですが、専属ティンパニの人が今回お休みなので私が弾くことになりました。
ティンパニは私の好きな楽器の一つです。なぜなら他の打楽器パートに比べて出番が多いからです! そして結構おいしいソロとか回って来ます。あと、ティンパニは打楽器で唯一チューニングを要する楽器なので、リズムや音を読むだけでなく、ピッチの事まで考える必要があるので、結構難しいんですが、逆にそれが楽しい☆
ティンパニはペダルを使って音程を変えるんですが、その音程を表示するゲージがたまに付いてなかったり、壊れていたりするので、ほとんど自分の耳を頼りにチューニングしないといけません。
私は微妙に絶対音感があるんですが、完璧ではなく、たまに的外れな音を弾いてしまったりするので、バンドで同じ音を弾いてる人にマッチしたり、一つの音をたよりに相対的に他の音をみつけたりする作業が結構オタクな域に入って楽しいです。
そんなこんなでティンパニを弾く機会があるとかなりテンション上がるんですが、一つ大きな問題が。。。
ティンパニは椅子に座って演奏するんですけど、私の足が短すぎてペダルに届かないという(汗)
なんせアメリカのティンパニの椅子は足長族用にできてますから、短足胴長人種のことなんて考えたこともないんでしょうけど。たまに絵的におかしいらしく、よく笑われます。マイは立っても座っても同じ高さとか言われます。失礼な!
こちらは鉾山亘さんという日本の作曲家の曲のティンパニパート。
めっちゃむずい。 ヽ( ̄д ̄;)ノ
鉾山さんティンパニのこと分かってはりますか?こんなに大量にピッチチェンジを仕掛けてくるなんて酷すぎます。
今週末まで鉾山さんと格闘します。