アメリカ式サンクスギビングデー
今日はサンクスギビングデー(感謝祭)でした。アメリカとカナダの祝日で、アメリカでは11月の第4木曜日に家族が集まってターキーを食べるのが恒例です。日本でクリスマスにチキンを食べるのはサンクスギビングにちなんでるらしいというのを聞いたことがあります。
感謝祭の由来
よく聞くのが、1620年代にピルグリムファーザーズがイギリスからマサチューセッツに移住した時の冬が厳しく、沢山の死者がでたけど、原住民のインディアンが食べ物を振舞ってくれて、穀物の作り方を教えてくれたおかげで次の年は豊作になり、感謝の気持ちを込めて一緒にお祝いしたのが始まりというお話。何ともいい話ですね。
ウィキペディアで調べてみたら、
1492年にコロンバスがアメリカに来た時にインフルエンザ等のヨーロッパ特融の病気を持ち込んだお陰で、ピルグリムファーザーズが来た時には原住民はほぼ全滅しており、無人状態になった原住民の住居や日用品を使って厳しい冬を生き延びた。
という説もあるみたいですね。暗すぎるので明るい話を広めよう!ってなったらしいです(笑)
理由はさておき感謝の気持ちを表すのはいい事だと思います。
アメリカのサンクスギビング
アメリカではサンクスギビングは家族の集まる日。そしてめったに料理しないアメリカ人が一日中キッチンにこもって料理する日です。
いわずもがな、私の大好きなホリデーです☆彡
サンクスギビングの食べ物
七面鳥の丸焼き
スタッフィング(ドレッシングともいう)
マッシュポテトとグレービー
さやいんげんのキャセロール
クランベリーソース
パンプキンパイ、アップルパイ、チェリーパイ
基本バターたっぷりの練り系の料理です。これを一日中食べ続けるのです。昼も晩も次の日も食べ続け、フットボールを見ながら居眠りする。というのが恒例です。カロリーとか心配ですが、年に一回なので特別です。
今年は旦那さんの実家におよばれして七面鳥をいただきました。
どどーん!
ほんまに丸焼き。
ちょっとターキーさんがかわいそうに思えてくるほどの。
このターキーさんのオマタから出て来てるのがスタッフィングです。いや実際にはお腹をくりぬいた穴なのでオマタではないです。なんかちょっとグロいですが美味しいですよ!
お義父さんのスタッフィングは、ターキーの内臓(レバーとかギザードとか)をすりつぶしたものと、セロリ、玉ねぎ、ハーブ(セージやタイム)をバターで炒めて、ちぎったパンと混ぜ混ぜした後、ターキーのお腹にこれでもか!ってほどツメツメして一緒に焼いて作ります。
Stuff(詰める)からスタッフィングと言うんですね。ちなみに何でこれがドレッシングと呼ばれるのかは謎です。
お義父さんは朝の6時からこのスタッフィングを作り、オーブンで6時間ほど丸焼きにしてました。このスタッフィングやバターがターキーの肉汁と混ざって何とも言えないおいしさになります。市販の箱入りスタッフィングとは大違い!
いっぱい食べていっぱい笑って家族と一緒に過ごせるサンクスギビングに感謝です!