まいちょんの学びの部屋

アメリカ在住打楽器奏者の日々の学びをシェアするブログ

私流の本番前の練習方とコンディションの調整方法

こんにちは。アメリカで打楽器やってるまいちょんです。

 

私は結構長い時間をかけて曲を準備する方です。中途半端な状態で本番に挑むとどうしても音を間違えないように弾くことに集中して、曲の本質を表現しきれず、うわべだけの演奏になってしまいます。そういう演奏ってあまり心に響かないし、伝わるものも少ないと思います。というか、語り手が何を話しているのか分かっていない状態では本末転倒。

 

社会人になってからあまり自分の練習時間がとれないので、大体ソロやデュオのリサイタルは半年に一回くらいの割合でスケジュールするようにしています。

 

今月末にも近くの大学でリサイタルをする予定なのですが、同じ週に他に2つの演奏依頼が舞い込んできました。しかも同じ曲を使い回しできないという。まさしく魔の1週間が今月末に迫っています。

 

今回は、私の本番にむけた練習方法と、コンディションの調整方について書いてみます。

 

私の本番までの道のりは、長距離走を走る感覚に似ています。特に打楽器は肉体的な負担が大きいので曲作りと同時に体作りが結構重要です。

自分のコンディションを少しずつ低温で温めて行って、本番にマックスの状態に持っていくように心がけています。

 

私流の練習方法の重要点は

 

  1. やりすぎない
  2. メンタルとフィジカルの練習を切り替える
  3. 一点集中
  4. ノートを活用
  5. ヨガ

の6点です。

 

1. やりすぎない

時間ができたからといってその空き時間ずっとだらだら練習しても効率がいいとは限りません。学生の頃と比べて体力も落ちて、長時間練習すると逆に疲れてしまって次の日に響いたり、腕が痛くなったり、水ぶくれができたりするので、少しでも疲れたと思ったらやめます。練習しすぎて腱鞘炎になって苦労している人達を嫌という程見てきているので、私は自分の腕だけは何としても守ります。

たまに、水ぶくれが破れたことを自慢してくる人がいますが私には全く理解できません。指が痛くて練習に集中できなくなるし、一旦破れてしまうと治るのに時間がかかります。私は水ぶくれができかけたらすぐにテーピングして次の日までに直すようにします。腕の痛みを感じたら次の日は練習を控えて完全に回復するのを待ちます。この繰り返しで少しずつ筋肉をつけて長時間弾いても疲れないように体づくりをします。

 

2. メンタルとフィジカルの練習を切り替える

これはスポーツ心理学の本を読んで参考にしたんですけど、バスケのシュート方法で、

 

手の角度とかゴールまでの距離とか色々考えながらするシュート練習と、ただただ無心でシュートを打ち続ける練習を切り分けると効率的である

 

みたいな事が書いてて、打楽器の練習にも取り入れてみました。

コード進行とか次に来るパッセージとか色々考えながら弾く練習と、ただひたすら体に覚えさせる反復練習を切り分けて練習してます。

 

後は、手が疲れてきたら弾くのをやめて、音源を聞いたり、楽譜を勉強したり、暗譜したり、次の日の練習内容を考えたりと、体を動かさなくても出来る事をして、逆に、頭が疲れている時は何も考えずに反復練習だけにするなど、その時の状況やコンディションで練習方法を切り替えるようにしています。 

 

3. 一点集中

あれもこれもいっぺんにやろうとしても浅い練習になるので、お題を決めて練習するようにしています。例えば、リズムだけに集中とか、音を外さない練習とか、難しいパッセージに絞って練習とか、同じフレーズばかり弾く等など。

それで練習してるとあれもこれもやりたくなるんですが、そこはあえて無視します。 

 

4. ノートを活用

で、あれもこれもやりたくなったことをノートにまとめて、次の日の練習に組み込むようにします。

リサイタルの準備は5、6品を同時進行で料理するようなもので、結構なマルチタスクです。その5、6曲の細かい事まで色々考えながら練習すると脳みその半分は別の事を考えながら練習してるので、あまり集中できません。なので、ノートに色々練習経過を書き留めて、無駄なエネルギーを使わないようにしています。 

 

5. ヨガ

私はずぼらなのでヨガは長く続いたためしはないんですが、本番前になるとストレッチとリラックスと体力づくりのためにスマホのアプリを使って15分から30分くらいヨガをするようにしています。ちゃんとヨガ教室に通って極めるといいんでしょうけど、時間に限りがあるので好きな時にできるアプリはお勧めです。

ヨガ以外にもラジオ体操も結構役立ちます。 

 

6. 猫

 練習して疲れた後に猫と遊んで癒されます。ここ重要!

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とまあ、沢山書きましたが、これは私が色々試行錯誤を繰り返して失敗から学んだ経験などを踏まえてたどり着いた練習法方です。

 

でもこれをちゃんと出来てるかは別の話。。。

 

 

maichon.hatenablog.com